Ring Indoor Camで録画を行う方法。
Ring Indoor Camでの録画
Ring Indoor Camを含むRingシリーズのセキュリティカメラは、基本的にはカメラの前を何かが横切ったとき=モーション検知が発動したところから何秒間かを自動で録画。その旨をリンクしているスマートフォンに通知します。
また、ライブビューを起動したときにもその映像が記録されるようになっています。
これら録画のタイミングや画質・解像度などの設定の変更は出来ません。上記の機能が起動すると必ずその際の映像が規定の画質で録画されて残ります。
「プライバシーマスク」の設定だけは可能
録画の設定においては画面の一部をマスクして、何が写っているか分らなくする「プライバシーマスク」の設定だけは可能です。これで、例えば屋外に設置した際にお隣のお宅の様子が映り込んでしまう、といったことに対象が出来ます。
必要なタイミングでの録画
録画を行うタイミングなどには設定がないことからも分るかもしれませんが、Ring Indoor Camは初期設定さえ行ってしまえばあとは必要なタイミングでの録画は自動的に行われるようになっています。
この辺りで設定に悩む必要は一切ありません。お手軽ですね。
また、Ring Indoor CamはRingシリーズのカメラの中では最もお手軽価格のエントリー機種ですが、モーション検知の精度は上位機種譲りの優れた物を継承しています。
ですのでセキュリティカメラとしての資質は十分に高いと言えます。
Ringシリーズのセキュリティカメラの機能の多くはクラウドのサポートによって実現されているものですが、その際に使うネットサービス「Ringプロテクトプラン」にこのほど改定があります。
出典:ring公式
これによりRingシリーズの機能が実質拡張されることになり、プランによっては24時間連続録画なども可能になります。この辺りの詳細を次の節でまとめます。
録画機能にはRingプロテクトプランが必須
Ringシリーズのカメラの機能の多くの部分はクラウド側のサーバーの機能で実現されています。
特に映像・画像の記録機能はほぼ完全にクラウド側の機能に依存するカタチを取っています。
この機能分担によりRingシリーズはお手軽価格を実現していると言えるのですが、その代わりクラウドサービスである「Ringプロテクトプラン」を契約していないとフル機能を利用することが出来ません。
このRingプロテクトプランが2024年11月5日からサービス内容を一新します。それ以降は次のような3つのプランに機能とコースが再編されます。
プラン名 | なし | Basic | Standard | Premium |
---|---|---|---|---|
料金 | ー | 350円/月 3,500円/年 | 1,180円/月 11,800円/年 | 2,380円/月 23,800円/月 |
運用可能台数 | 制限なし | 1台 | 1住所すべて | 1住所すべて |
ビデオ録画 | ー | ○ | ○ | ○ |
モーション検知 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライブ映像 | 録画なし | 10分まで | 30分まで | 連続 |
P in P | ー | ー | ○ | ○ |
マルチカメラライブビュー | ー | ー | ○ | ○ |
ドアベルコール | ー | ー | ○ | ○ |
24時間連続録画 | ー | ー | ー | ○ |
11/5以前のプラン内容と比べると、Basicプランではカメラ台数に制限がつくのが一番大きな違いになるでしょうか。
複数のRingシリーズの連動による運用を行いたいならStandard以上のプランが必要になる模様です。
利用料金はやや張りますが、Premiumプランを選ぶと24時間連続の映像記録も可能になります。